O-40 マウスリソース情報の高度化
O-40 マウスリソース情報の高度化
◯ 吉木 淳(1)、 水野 沙織(1)、 中田 初美(1)、 櫛田 達矢(2)、 臼田 大輝(2)、高田 豊行(2)、 桝屋 啓志(2)
1)理研バイオリソース研究センター 実験動物開発室
2)理研バイオリソース研究センター 統合情報開発室
2)理研バイオリソース研究センター 統合情報開発室
理研BRC/NBRPマウスでは国内で開発されたマウス系統の収集・保存・提供を実施している。収集系統の中から疾患研究および遺伝子機能研究に必要なマウスを的確に見つけ出すことのできる情報サイトが求められている。系統の紹介記事の拡充、マウス系統の検索機能の高度化およびゲノム情報発信について報告する。ミニレビュー形式の「今月のマウス」に加えて、ヒト疾患モデルおよび遺伝子機能の解析ツールをリスト形式で掲載するToday’sシリーズの発信を開始した。検索機能の高度化では、遺伝子名、疾患名および表現型の入力により、サジェスト機能の支援を受け、マウス系統と関連する細胞、遺伝子の検索が可能となった。遺伝子と疾患の関連付けは、DisGeNETと関連オントロジーを用いている。さらに、ゲノム多型データベースMoG+ではSNPおよびIndel等のゲノム情報の検索を可能とした。より包括的なマウス情報を発信し、疾患および遺伝子機能研究に貢献したい。